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samedi 27 août 2011

デジタルはaps/cで往くが宜し<1>

(または行動する哲学としての写真撮影に関する私的な考察の1)

本日もso say we allのご訪問有り難うございます。今回は「写真の話」以来、久々の長めの稿ですが「行動する哲学としての写真撮影に関する私的な考察、またはデジタルはaps/cで往くが宜し」のお話です。


さて。僕は大口径の単焦点レンズで67判のシャッターを切る楽しさを見つけてしまったので。露出を絞り、ピントを合わせ、手ぶれなど起こさぬようしっかり構えて幸せな気分で写真を撮り続けていますが、これがなんとも面白く。ポジ善し、モノクロ善し、カラーネガ220もまた善しと、せっせと斜陽フイルム業界のテコ入れを行っています。しかしながら、フイルムもこの先ずっと安定供給されるとはとうてい思えず、先を見据えて(k-xよりも)もう少し本格的なデジイチも使ってみたいなどとも思う昨今で。
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愛すべきベルビア67判のような色と解像度を求めるとなると、これはもう僕にはフルサイズかあるいは中判デジタルしかないのではないかと、身の丈をわきまえず645DかD3Sを夢想してもみますが、ふと我に返るとこれまでをして安値底値の中古銀塩が予算の精一杯、なかなか現実には遙かな高嶺の花です。ですがさて、フルサイズ。
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フルサイズ。画角は(35mm銀塩と)同じ、作りもきっと本格的で、欲しくて欲しくてたまらないのだけれども。かなり高価、ちょっと高すぎです。(往年の銀塩カメラとは異なり)数年で半値以下まで値が落ちるのが普通のデジタル製品にはやはり大枚をはたけず。日進月歩の技術が頻回にフィードバックされる中型機までがやはり市民的中産階級的コンセンサスかなと。あっと云う間に新製品が周回後れになるデジカメ、数十年を経ても古びてみえない銀塩とはどだい完成度が違うのかも知れません。

(続く)


2 commentaires:

Naomy (Naomi) Kuroda a dit…

KDさん
始めまして。
ウーン!KDさん 私がとっても
わかりたいことを お書きになっているので
一生懸命読もうとしていますが、
私の日本語が恥ずかしくいまいちなので
まだはっきりわかりません。
デジタルとフイルムとどこにどう精神的に違うのだろうとまだ決断ができません。
もっとがんばって読んでみますね。
ありがとう!

KD a dit…

Naomi様
コメントありがとうございます。また、充分に練れていない読みにくい文章におつきあいいただきありがとうございます。この稿にコメントを頂けるとは夢にも思っておりませんでした。
Naomi様の仰るデジタルとフイルムの精神的な違いは確かに非常に興味点があります。拙稿の後半<2>は機材選びのカメラ談義をしてしまいましたが、撮影がヒトの内面に与えるインパクトという点は引き続きじっくり考えてみたいと思います。向後ともSO SAY WE ALLを宜しくお願いします。KD